日本看護診断学会第19回学術大会報告 チーム医療と看護診断
【特別講演】
看護診断開発の国際化
上鶴 重美
1
Shigemi Kamitsuru
1
1NANDAインターナショナル・診断開発委員会
キーワード:
看護診断
,
NANDAインターナショナル
,
標準用語
Keyword:
看護診断
,
NANDAインターナショナル
,
標準用語
pp.12-16
発行日 2014年3月15日
Published Date 2014/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.7004100419
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看護診断は完成品からはほど遠い状態にある.看護診断は看護実践を支える専門的知識の根幹に位置づけるべきであり,看護にかかわる誰もがその開発に関心を寄せる必要がある.日本からはもっと海外に向けて診断概念を発信する取り組みが必要である.新たな看護診断の開発と併せて,既存の看護診断の改訂も喫緊の課題である.翻訳上の問題はNANDA-Iにフィードバックすることにより原文の洗練につながることが多い.原文が修正されれば不自然な日本語訳も少なくなり使いやすくなる.看護診断の開発では今,世界中の看護師の協力が欠かせない.
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