日本看護診断学会第15回学術大会報告 アセスメント能力を高める看護診断
【シンポジウム・2】
看護診断用語は難しいか
小田 正枝
1
,
中木 高夫
2
Masae Oda
1
,
Takao Nakaki
2
1国際医療福祉大学福岡看護学部
2日本赤十字看護大学看護学部
1International University of Health and Welfare School of Nursing at Fukuoka
2The Japanese Red Cross College of Nursing
pp.73-74
発行日 2010年3月15日
Published Date 2010/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.7004100317
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現在,わが国において,看護過程と看護診断は多少なりとも看護教育で教えられ,実践で使われている.電子カルテの急速な導入によって,看護診断用語はシステムに組み込まれたが,それはシステムの根本を形成することから看護診断ラベルだけが先行しかねない状況にある.そのような状況のなかで重要なのは,的確な看護診断をすることである.
今回の「シンポジウム・2」のねらいは,看護診断用語は難しいかどうか,もし難しければそのことが看護実践を阻害する要因となっているのか,そして,それを解決するにはどうすればよいのかを検討し,広く看護を再考する機会にしたいということである.
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