日本看護診断学会第11回学術大会報告 定着させようNANDA看護診断
【シンポジウム・2】
看護基礎教育におけるNANDA-NIC-NOC導入の可能性を探る
穴井 めぐみ
1
1西南女学院大学保健福祉学部看護学科
1Seinan Jo Gakuin University
pp.105-108
発行日 2006年3月15日
Published Date 2006/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.7004100222
- 有料閲覧
- 文献概要
- 参考文献
1973年に全米看護診断分類会議において,NANDAの看護診断(以下,NANDA)が採択されて以降,さらに看護成果分類(以下,NOC)と看護介入分類(以下,NIC)が開発され,いまや,NANDA-NIC-NOC(以下,NNN)の時代となった.NANDAは2002~2004年の定義集では167の看護診断があり,NICは第3版では486の介入が,NOCは第2版では260の成果が収められ,改訂ごとにその数が増えて進化し続けている.
NNNの特長としては,系統的な構造をもっていること,包括的であること,研究に基礎を置いており,既存の実践に基づいて帰納的に開発されているので科学的に検証されていること,修正のための過程や組織があることなどがあげられ,妥当性や信頼性が高い.
Copyright © 2006, Japan Society of Nursing Diagnosis. All rights reserved.