日本看護診断学会第11回学術大会報告 定着させようNANDA看護診断
【シンポジウム・2】
東邦大学医療センター大森病院におけるNANDA-NIC-NOCの実用化に向けた取り組み
潮田 孝子
1
1東邦大学医療センター大森病院
1Toho University Omori Medical Center
pp.101-104
発行日 2006年3月15日
Published Date 2006/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.7004100221
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当センターでは,平成12年よりオーダリング開発に着手し,第1次から4次と段階的に電子化を進めた.平成16年3月,電子カルテが稼動となり(表 1),これに伴い,看護ケアプランにNANDA-NIC-NOCを用いることに決定した.
以下3点は,当センターでのNANDA-NIC-NOCの実用化を可能にするための重要な条件および要素である.
①思考過程に沿って入力ができ,かつ簡単に操作ができる.
②看護診断に関する基本的知識がある.
③導入後のサポート体制が整っている.
今回,当センターで行った①~③についての取り組みを紹介する.
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