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日本看護診断学会第8回学術大会報告 看護診断と情報科学―ケアとテクノロジーの出会い
【事例セッション】
事例に使ってみよう!NANDA,NOC & NIC
Applying NANDA's Nursing Diagnoses, Nursing Outcomes Classification, and Nursing Interventions Classifications to these cases
黒田 裕子
1
Yuko Kuroda
1
1日本赤十字看護大学
1The Japanese Red Cross College of Nursing
pp.111-112
発行日 2003年3月15日
Published Date 2003/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.7004100151
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事例セッションは,参加者約300名に対し,平成14年7月19日13時30分~16時30分の3時間を使い,黒田裕子(日本赤十字看護大学)を代表とする看護診断研究会のメンバー約30名がファシリテーターとなって行われた.最初の1時間は,①NANDA看護診断をはじめとする看護実践用語開発の背景と経緯,②NANDA看護診断分類法とりわけタキソノミーⅡの解説,③NOC分類法,④NIC分類法など,このあとに予定されている事例セッションを進めていくうえで必要な基本的知識が一斉講義された.その後,約70名ずつ4班に分かれて事例セッションが進められた.
急性期班は,中藤三千代(東京女子医科大学病院)をリーダーとして,川島みどり(健和会臨床看護学研究所),栗城尚之(横浜市立大学医学部附属市民総合医療センター),榊 由里(日本医科大学病院),河合桃代(日本赤十字看護大学大学院),古厩智美(大宮赤十字病院),後藤輝和(横浜市栄共済病院)の6名がファシリテーターを努めた.事例は,大動脈弓部人工血管置換術後2日目にある77歳男性であった.NANDA看護診断は,〈ガス交換障害〉,〈急性混乱〉の2つが取り上げられ,これらに対するNOC & NICが選択され解説された.
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