日本看護診断学会第10回学術大会報告 電子カルテ時代の看護診断
【交流セッション】
ウエルネス型看護診断と母性看護
片山 美都子
1
Mitsuko Katayama
1
1前日本助産診断・実践研究会
pp.78-79
発行日 2005年3月15日
Published Date 2005/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.7004100192
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はじめに
母性看護活動の根拠となる診断はウエルネス型看護診断であるが,NANDAでも実在型が中心であり,ウエルネス型の開発は遅れている.このセッションは,母性領域の場で生じている「学生にウエルネス型をどう教えていくか」,「臨床での電子カルテ化にあたって,実在型看護診断では適応できない」などの日ごろの悩み・問題点を話し合い,解決に向けての今後の方向性を見いだしたいと企画された.
93名の参加者(事前申し込み者35名,当日参加者58名)を得て,予定の14:45に開会し,15:30まで基調講演,その後16:15までの予定で意見交換に入った.熱心な意見交換・質疑が交わされ,時間延長して16:35に閉会した.その後も多くの質問者が講師を取り囲むという状況であった.
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