特集 進化する助産診断
助産診断における健康生活診断の記述表現
片山 美都子
1
1日本助産診断・実践研究会
pp.487-492
発行日 2001年6月25日
Published Date 2001/6/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611902663
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看護の実績を明らかにするためのツール作成をめざして,看護の共通言語を確立させようとする作業が国際的に進められている(NANDAによる看護診断,ICNPによる看護業務分類)。これに伴い助産診断も,日本の長い歴史のなかで築かれた助産診断技術の,成文化・体系化への作業が取り組まれている。しかし,助産婦業務上の理論基盤として,実践の場に定着するまでには至っていない。
本稿では,助産婦独自の守備範囲である,マタニティサイクルにおける健康生活診断1)の,記述表現について考えてみたい。
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