日本看護診断学会第7回学術大会報告 21世紀―看護診断・介入・成果の実証
【ワークショップ】
介入・成果につなげよう看護診断
古橋 洋子
1
,
岡崎 寿美子
2
Yoko Furuhashi
1
,
Sumiko Okazaki
2
1前・埼玉医科大学短期大学
2北里大学
1Saitama Medical School Junior College (formerly)
2Kitasato University
pp.89-90
発行日 2002年3月15日
Published Date 2002/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.7004100121
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はじめに
日本看護診断学会でワークショップを取り入れて4回目を迎える.企画は企画委員会で行い,岡崎と古橋が担当した.目的を「効果的な看護実践をするために看護診断の定義や診断指標をグループを通しながら理解を深められる」こととし,より臨床の現場で使えるように考えた.検討した診断名は,使用頻度の高い11項目を抽出した.
参加受付は開場と同時に行ったが,10時30分にはすべての項目が定員の11名に達してしまい,大勢の方が参加できず,大変迷惑をかけてしまった.どうしても参加したいという希望が多く,会場で急遽グループメンバーとして討議に加わってもらい参加人数は121名になった.
スケジュールは,学会2日目の13時30分から16時30分の4時間で,グループ討議は90分,グループ発表は5分程度で全グループがOHPを使って発表した.発表後に,コメンテータの小笠原先生から助言を受け,理解を深めることができた(表1).
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