日本看護診断学会第5回学術大会報告 看護診断-介入-成果のリンケージ
【ワークショップ】
正しく学ぼう看護診断
岡崎 寿美子
1
,
古橋 洋子
2
Sumiko Okazaki
1
,
Yoko Furuhashi
2
1北里大学
2前・埼玉医科大学短期大学
1Kitasato University
2Saitama Medical School Junior College (formerly)
pp.62-64
発行日 2000年3月15日
Published Date 2000/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.7004100060
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はじめに
第5回日本看護診断学会学術大会においてワークショップが初めて取り入れられた.この企画は本会の企画委員会メンバー全員で計画したが,古橋と岡崎が担当させていただいた.ワークショップの目的は,看護診断を実践していくなかで看護診断名の定義の理解が曖昧であったり,診断指標の意味を十分に理解しないままに使用したり,また,診断指標をどのように解釈したらよいのか迷ってしまう場合があるなどの現状をふまえ,臨床におけるこれらの迷いをできるだけ解決して,現場で正しく看護診断が使えるようになることを目的として行った.
会場などの条件を考慮して参加者を200名に絞り,グループを12作り,1グループ約15名のメンバーで討議するという計画のもとに大会初日に参加者を募った.その結果,多くの方の応募があり,残念ながらお断りした方もあった.
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