日本看護診断学会第7回学術大会報告 21世紀―看護診断・介入・成果の実証
【フォーラム】
5.看護実践国際分類(ICNP)の動向と今後の課題
岡谷 恵子
1
Keiko Okaya
1
1日本看護協会
1Japanese Nursing Association
pp.69-72
発行日 2002年3月15日
Published Date 2002/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.7004100114
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はじめに
1989年に国際看護婦協会(ICN)は,看護実践を表す世界共通の言語を確立することを決議し,1990年にプロジェクトを発足させました.看護実践国際分類(ICNP)のプロジェクトは,国や人種や文化を越えて,また時と場所を越えて,世界中のあらゆるところで提供されている看護ケアの比較ができるように看護実践のすべてを定義し,世界共通の言語を構築しようという21世紀の看護の次なる進歩を目指す壮大なものです.ICNPとは,International Classification for Nursing Practice(看護実践国際分類)の頭文字をとって略したものですが,同時に看護実践国際分類の開発に取り組むICNのプロジェクトをも指しております.
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