日本看護診断学会第6回学術大会報告 高齢社会でHUBとしてはたらく看護診断
【シンポジウム・1】
看護介入分類・看護成果分類を導入した看護実践
上田 孝子
1
Takako Ueda
1
1徳島大学医学部附属病院
1Tokushima University Hospital
pp.76-78
発行日 2001年3月15日
Published Date 2001/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.7004100084
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はじめに
当院で看護診断を導入した結果,看護の視点は医療中心から心理社会的側面をも含めた看護独自の機能が拡大し変化している.
しかし看護介入の結果,患者目標の達成度についてはその判断基準がなく,客観的な評価が困難であった.
近年,医療,看護にも明確な成果が求められ始めている.当院では,看護介入の成果を適切に評価する目的でアイオワ大学の看護介入分類(Nursing Interventions Classifications: NIC),看護成果分類(Nursing Outcomes Classifications: NOC)を導入した看護計画システムを開発し全病棟で活用している.
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