特集 これからの理学療法—2025年以降の姿を見据えて
国際保健介入分類とチーム医療
向野 雅彦
1
Masahiko Mukaino
1
1藤田医科大学リハビリテーション医学Ⅰ講座
キーワード:
国際保健介入分類
,
ICHI
,
国際生活機能分類
,
ICF
,
チーム医療
Keyword:
国際保健介入分類
,
ICHI
,
国際生活機能分類
,
ICF
,
チーム医療
pp.985-990
発行日 2019年10月15日
Published Date 2019/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551201685
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はじめに
国際保健介入分類(International Classification of Health Interventions:ICHI)は現在臨床において広く普及し統計にも使用されている国際疾病分類(International Statistical Classification of Diseases and Related Health Problems:ICD),2001年の発表以降これまでに徐々に普及が進められてきた国際生活機能分類(International Classification of Functioning,Disability and Health:ICF)とともに,世界保健機関(World Health Organization:WHO)による国際分類の1つとして,現在開発が進められている分類である.
本稿では,このICHIの概要,ICHIを含めた国際分類の普及とそのチーム医療におけるツールとしての国際分類の可能性について概説する.
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