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特集 脊髄損傷に対するリハビリテーション医療—実践と挑戦—
3 脊髄損傷のリハビリテーション医療における帰結予測
Prediction of Neurological Recovery of Traumatic Spinal Cord Injury
横山 修
1
Osamu Yokoyama
1
1神奈川リハビリテーション病院リハビリテーション科
キーワード:
神経学的損傷高位
,
ASIA Impairment Scale
,
アプローチ
,
ロボット
,
脊髄損傷
Keyword:
神経学的損傷高位
,
ASIA Impairment Scale
,
アプローチ
,
ロボット
,
脊髄損傷
pp.537-540
発行日 2019年7月18日
Published Date 2019/7/18
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- Abstract 文献概要
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- 参考文献 Reference
要旨 脊髄損傷では再生医療が始まった場合,どのような回復をするのか大変興味深いところである.再生医療の効果を知るためには現状での脊髄損傷でどの程度まで回復するかを知る必要がある.そこで,今回帰結予測として,完全四肢麻痺におけるレベルの変化,AISの変化について全国脊髄損傷データベースを用いて評価した.また,近年は高齢不全頚髄損傷者が増加し,その対応に苦慮する.今回,こうした高齢不全頚髄損傷者に対する当院の取り組みについて概説する.また,ReWalkTMとHAL®といったロボットを使用する機会を得たため,ロボットの特徴を述べるとともに再生医療に向けた展望について述べていく.
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