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特集 筋萎縮性側索硬化症
6 筋萎縮性側索硬化症患者のためのコミュニケーション機器
Communication Aids for Amyotrophic Lateral Sclerosis
小林 宏高
1
Hirotaka Kobayashi
1
1横浜市立脳卒中・神経脊椎センターリハビリテーション科
キーワード:
筋萎縮性側索硬化症
,
ALS
,
コミュニケーション
,
重度障害者用意思伝達装置
,
障害者総合支援法
,
借受け制度
Keyword:
筋萎縮性側索硬化症
,
ALS
,
コミュニケーション
,
重度障害者用意思伝達装置
,
障害者総合支援法
,
借受け制度
pp.564-572
発行日 2018年7月18日
Published Date 2018/7/18
- 販売していません
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
要旨 筋萎縮性側索硬化症(ALS)では,症状の進行とともに音声によるコミュニケーションが困難になる.コミュニケーションの代表的な代償手段である重度障害者用意思伝達装置は,障害者総合支援法に基づき補装具として支給を受けることができる.ただし,その機種および入力スイッチは多種存在しており,障害状況,使用環境,利用者のニーズなどを総合的に判断し,できるだけ長期にわたり実用的な使用が可能なものを検討して処方することが重要である.また,2018年度から補装具の借受け制度が開始されたが,適切に運用されればALSのような進行性の疾患に対して有用な制度であると考えられる.
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