Japanese
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教育講座
ポストポリオ症候群診療ガイダンス—ポリオ(脊髄性小児麻痺)経験者に対する診察ポイント
Guidance for Post-polio Syndrome (PPS)
青柳 陽一郎
1
,
沢田 光思郎
2
,
戸田 芙美
1
,
松嶋 康之
3
,
木下 篤
4
,
和田 恵美子
5
,
土岐 めぐみ
6
,
川手 信行
7
,
小林 宏高
8
,
蜂須賀 明子
3
,
佐伯 覚
3
,
近藤 和泉
9
,
才藤 栄一
1
Yoichiro Aoyagi
1
,
Koshiro Sawada
2
,
Fumi Toda
1
,
Yasuyuki Matsushima
3
,
Atsushi Kinoshita
4
,
Emiko Wada
5
,
Megumi Toki
6
,
Nobuyuki Kawade
7
,
Hirotaka Kobayashi
8
,
Akiko Hachisuka
3
,
Satoru Saeki
3
,
Izumi Kondo
9
,
Eiichi Saitoh
1
1藤田保健衛生大学医学部リハビリテーション医学Ⅰ講座
2京都府立医科大学大学院医学研究科リハビリテーション医学
3産業医科大学医学部リハビリテーション医学講座
4かがわ総合リハビリテーションセンター
5近森リハビリテーション病院
6札幌医科大学医学部リハビリテーション医学講座
7昭和大学医学部リハビリテーション医学講座
8横浜市障害者更生相談所
9国立研究開発法人国立長寿医療研究センター
キーワード:
過用
,
装具
,
運動
,
筋電図検査
Keyword:
過用
,
装具
,
運動
,
筋電図検査
pp.140-144
発行日 2017年2月18日
Published Date 2017/2/18
- 販売していません
- Abstract 文献概要
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- 参考文献 Reference
ポストポリオ症候群をご存知ですか?
幼少期にポリオに罹患した方(以下,ポリオ経験者)が,罹患後,年月を経て新たな筋力低下,易疲労性,痛みなどの新たな症状を呈することがあり,ポストポリオ症候群(post-polio syndrome:PPS)と呼ばれています1, 2).日本における発症率は75%3)ともいわれ,高齢化とともに,今後ますます増加することが考えられます4).そのため,既往にポリオをもつ方が受診されましたら,ポストポリオ症候群の存在を念頭に診療することが必要です.
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