連載 参加してためになる国際会議・第2回
ACRM (American Congress of Rehabilitation Medicine) Annual Conference
角田 亘
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1国際医療福祉大学三田病院リハビリテーション科
pp.145
発行日 2017年2月18日
Published Date 2017/2/18
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- 文献概要
▶ 会議の概要
American Congress of Rehabilitation Medicine(ACRM)は,最も長い歴史を有するリハビリテーション(以下,リハ)医学全般に関する学術団体である.ACRMは,1923年にAmerican College of Radiology and Physiotherapy(なんと当初は,リハ医学が放射線医学と同範疇にあった!)という名で設立されて以降,複数回の名称変更を経て現在に至っている.ACRMはその設立時からannual conferenceを開催しており,近年は毎年10月下旬から11月上旬に,米国もしくはカナダの大都市で開かれている.“interdisciplinary”という語を前面に出す最近のACRM annual conferenceは,3日間のpre-conferenceとそれに続く3日間のcore-conferenceから構成される.pre-conferenceでは,数時間のinstructional courseが並列で開催される.core-conferenceには,symposium, oral presentation, poster grand roundなどが濃密なスケジュールで盛り込まれる.ACRMには20近くのspecial interest group(以下,SIG)やnetworking group(以下,NG)があるが,このconferenceではそれぞれのグループが主催する企画も多く含まれる.
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