調査報告
摂食・嚥下障害リハビリテーションの現状と課題―摂食・嚥下リハビリテーションの実態調査―訪問リハビリテーションを視野に入れて―報告
岡田 澄子
1
,
九里 葉子
2
,
熊倉 勇美
3
,
小島 千枝子
4
,
椎名 英貴
5
,
清水 充子
6
,
藤原 百合
7
,
矢守 麻奈
8
1藤田保健衛生大学衛生学部
2藤田保健衛生大学坂文種報德會病院
3川崎医療福祉大学医療技術学部
4聖隷クリストファー大学リハビリテーション学部
5大道会ボバース記念病院
6埼玉県総合リハビリテーションセンター
7広島大学病院
8東京都立駒込病院
pp.114-118
発行日 2005年7月1日
Published Date 2005/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.6001100039
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- サイト内被引用
Ⅰ.はじめに
訪問リハビリテーション(以下訪問リハ)において,摂食・嚥下リハビリテーションは言語聴覚士に最も期待されることの1つであろう.2004(平成16)年4月より在宅訪問リハビリテーション指導管理料が認められ,在宅訪問リハを新たに開始する言語聴覚士も多いと予想される.しかし,摂食・嚥下リハビリテーション(以下嚥下リハ)の現状は,施設内・外ともに患者,言語聴覚士両者にとって十分に満足できるものとは言い難い.そこで,摂食・嚥下小委員会では,訪問リハを含めた摂食・嚥下リハにおける言語聴覚士の現状と解決すべき問題点を明らかにすることを目的としてアンケート調査を行った.その結果を報告する.
Copyright © 2005, Japanese Association of Speech-Language-Hearing Therapists. All rights reserved.