連載 スペシャリストの現場思考・第8回
リハビリテーション——摂食嚥下
勝又 恵美
1
1ウィル訪問看護ステーション江戸川
pp.128-132
発行日 2022年3月15日
Published Date 2022/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688201837
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ウィル訪問看護ステーション(以下、ウィル)は、「全ての人に“家に帰る”選択肢を」が組織の理念だ。そのため、利用者の年齢の幅の広さはもちろん、人工呼吸器をはじめとした医療デバイスへの依存度が高い人、ご自宅で最期を迎えたい人など、さまざまなニーズにも柔軟に応える。
こうした利用者像の多彩さと比例するように、摂食嚥下やコミュニケーションなど生活上の課題、高次脳機能や発達面の課題など、利用者の課題も多種多様だ。本稿では、そのような利用者に対し、相談支援チームの言語聴覚士(ST)である筆者がどのようなところに注意を向けているのか、看護師たちとのように協働しているのかを示したい。
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