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特集 嚥下障害に対する新たなアプローチ
1 摂食嚥下障害に対するリハビリテーションの進歩
Progress in Dysphagia Rehabilitation
藤島 一郎
1
Ichiro Fujishima
1
1浜松市リハビリテーション病院
キーワード:
歴史的経緯
,
ICF
,
治療的検査
,
ゴール設定
,
運動学習
Keyword:
歴史的経緯
,
ICF
,
治療的検査
,
ゴール設定
,
運動学習
pp.648-651
発行日 2017年9月15日
Published Date 2017/9/15
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- サイト内被引用 Cited by
要旨 リハビリテーションは障害を扱う医学であるが,その捉え方扱い方は歴史的に変化している.現在はICFに基づいており,評価や訓練が計画され,運動学習の視点が重視され,新たな機器の導入もあり進歩がみられている.評価には診断だけでなくその後の治療を念頭に置いた治療的評価が必要である.スクリーニングと精密検査の違いと意味をよく理解して訓練を組み立てることが大切である.訓練では従来の代償法主体から,運動学習の理論に基づいて機能回復を目指す訓練が導入され,成果を上げている.予後予測をしながら明確なゴールをめざして行うリハビリテーションが大切である.
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