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特集② 知っておきたい耳鼻咽喉科の在宅医療
訪問摂食嚥下リハビリテーションの現状と課題
Current status and issues of home-visit swallowing rehabilitation
前田 達慶
1,2
Tatsuyoshi Maeda
1,2
1メディケアシステム訪問看護リハビリセンター
2神戸大学大学院医学研究科外科系講座耳鼻咽喉科頭頸部外科学分野
pp.946-952
発行日 2017年10月20日
Published Date 2017/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411201420
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Point
●生活期(在宅)においては,嚥下性肺炎予防を大前提としつつも本人と家族のQOLを最大限に高める視点でかかわり,嚥下機能だけではなく,利用者を取り巻く環境全体の評価も行わなければならない。
●本人や家族またはヘルパーによってリハビリテーションを継続できるよう指導し,介護保険サービスからの自立・卒業に向けて取り組むべきである。
●生活期の介入はすべてチームアプローチであり,有効な連携を構築することが重要である。
●「1対1」による訪問リハビリテーションは今後も重要な位置を占めるが,今後は,「1対多数」の集団指導のアプローチも求められている。
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