増刊号 テクニカルエイド—つくる自助具・使える自助具
第3章 かかわる時期・場所別の導入・支援の視点
6 発達障害児への自助具を用いた生活動作の支援
髙橋 知義
1
,
鴨下 賢一
2
Tomonori Takahashi
1
,
Kenichi Kamoshita
2
1株式会社LikeLab 保育所等訪問支援Switch
2株式会社児童発達支援協会 リハビリ発達支援ルームかもん
pp.751-757
発行日 2024年7月20日
Published Date 2024/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001203869
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はじめに
子どもたちの生活を支え,発達を促すには,障害特性を理解し,発達段階を踏まえた適切な環境設定が重要となる.この環境設定は,単に子どもが過ごす物理的な生活空間の設定だけでなく,自助具の活用が含まれる.適切な環境や自助具の利用は,対象者の機能的な問題を解消し,活動の参加や社会参加といった自立を促す.今回,生活動作の支援で活用する自助具と作業療法士の視点を紹介する.
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