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特集 知的障害児者への作業療法—支援スタイルの現在と未来
知的障害児者の生活を地域・家庭でどう支えるか?
How to support the lives of children and persons with intellectual disabilities in the community and at home
髙橋 知義
1
,
鴨下 賢一
2
Tomonori Takahashi
1
,
Kenichi Kamoshita
2
1株式会社LikeLab保育所等訪問支援Switch
2株式会社児童発達支援協会 リハビリ発達支援ルームかもん
pp.1250-1256
発行日 2021年10月15日
Published Date 2021/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001202730
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Key Questions
Q1:知的障害児者の地域や家庭での暮らしの現状は?
Q2:地域で役立つ作業療法とは?
Q3:これからの支援のあり方とは?
はじめに
2012年(平成24年)の「児童福祉法」改正は,障害の軽減を目指す医学モデルの支援から,障害のある子どもたちの地域での育ちと成人期の暮らしを見据えた生活モデルの支援への画期的な転換を意味する1).またこれにより「保育所等訪問支援」等が誕生した.保育所等訪問支援は,専門職が子どもの通う施設に訪問し,集団生活に適応できるよう直接支援や間接支援が行える事業で,地域でのOTの活躍が期待されている.
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