増刊号 テクニカルエイド—つくる自助具・使える自助具
第3章 かかわる時期・場所別の導入・支援の視点
4 通所施設での自助具の導入
木村 洋介
1
Yosuke Kimura
1
1株式会社ライフポート デイサービス テイクオフ
pp.740-744
発行日 2024年7月20日
Published Date 2024/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001203867
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はじめに
通所介護施設は,必要な日常生活上の世話や機能訓練を実施し,利用者の社会的孤立の解消,心身機能の維持の他,家族等のレスパイトの側面をもつ介護サービスといわれる.また,近年,生活行為向上を目的とすることが求められようになっている1).当施設は,機能訓練指導員として作業療法士が常勤2名,理学療法士が非常勤1名在籍している.本人の主体性を発揮していただくことを主な目的として,多職種協働で日々の臨床業務に当たっている.今回いくつかの事例を提示しながら,当施設での自助具の活用について述べる.
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