リカバリーショット・第3回【最終回】
料理教室のために考えた料理
高根 智代子
,
松原 麻子
1
1広島市立リハビリテーション病院
pp.584-585
発行日 2021年6月15日
Published Date 2021/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001202542
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■私が教える料理 ヘビロテメニューの紹介
私が料理を教えるとき,晩御飯は一汁二菜〜三菜にするように指導します.多くの野菜を食べることは重要で,栄養もバランスよくとれるようになります.また,時間を節約することも大切で,大きなフライパンで2種類の調理をします.たとえば,フライパンの左側では鮭を焼き,右側ではカボチャグラタンを同時につくることで料理の効率がアップします.さらに,つくり置きのすし酢,手づくりコチュジャン,和風ダレ,ニンニクペースト,しょうがペースト,中華の素を冷蔵庫に入れておくことで,スピーディーで本格的な料理ができます.
私は,レシピを見ないでつくれる簡単,かつ家族が喜んで,ヘビーローテーションするメニュー,「ヘビロテメニュー」を考えました.ヘビロテメニューには,蓮根饅頭,鶏胸肉と豆腐の炒め物,鮭寿司,タコのフリッター,えびカツ等があり,入院中に職員さんにも教えてあげました.ここでは,「バターチキンカレー」と「バーニャカウダ」を紹介します.
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