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特集 今こそ老健での作業療法—地域包括ケア時代にOTの可能性を広げよう
老健の作業療法 認知症のひとと暮らしを守る—認知症予防・地域支援・認知症リハ
Supporting people with dementia and their lives:Occupational therapy in geriatric health services facilities
浅野 有子
1
,
佐藤 直基
1
,
高口 由紀
1
Yuko Asano
1
,
Naoki Sato
1
,
Yuki Takaguchi
1
1介護老人保健施設 涼風苑
pp.809-813
発行日 2015年7月15日
Published Date 2015/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001200301
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Key Questions
Q1:認知症者を支援する,暮らしを守るとはどういうことか?
Q2:老健の認知症作業療法を取り巻く現状は?
Q3:あなたはどんなアクションを起こしますか?
はじめに
認知症者は400万人を超えたといわれ,認知症者へのリハ専門職種の治療的支援の効果と支援チームへの貢献が問われている.作業療法提供の費用対効果を明示していかなければ,われわれOTの存在価値は危うい.
介護老人保健施設(以下,老健)は地域包括ケアの高齢者リハビリテーションセンターとしての資源だ.認知症を生きる人とその暮らしをどう支援できるか,今,OTの専門性の核が問われ,老健の存在意義が試されている.
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