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編集後記
澤 俊二
pp.370
発行日 2015年4月15日
Published Date 2015/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001200200
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OTは,その人の活動に右肩上がりにかかわることもあれば,その逆にかかわることもある.総じてOTは,その人の誕生から死に至るまで,その人らしい高いQOL(生活の質)を目指すことにかかわる.
日本の今の時代は,少子超高齢化に伴う多死・多障害の時代に入ったといえる.「終活」が普通に語られようになってきた.そこで,私は仲間たちと2013年(平成25年)9月,「全国介護・終末期リハ・ケア研究会」をつくった.左肩下がりのリハ活動を探り,end of lifeの中身を検討し,その人のQOD(quality of death)を充実させ,人権に沿う美しいご遺体の姿にさせねばならない,と.
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