特集 腫瘍
5.初発時は限局期で手術し,その後再発したがんのマネジメント ⑦食道がん—何を基準にどんな化学療法を選択する?
髙島 淳生
1
Atsuo TAKASHIMA
1
1国立がん研究センター中央病院 消化管内科
pp.615-618
発行日 2016年9月1日
Published Date 2016/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3103900109
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
食道がんは高齢の男性に多いがん疾患であり,日本では特に,扁平上皮がんが9割を占める。本稿では,この食道扁平上皮がんを症例として取り上げ,その経過に沿って,外科的に切除可能な食道がんの標準治療,根治的化学放射線療法,そして,再発した場合の緩和的化学療法や二次治療について解説する。
Copyright © 2016, MEDICAL SCIENCES INTERNATIONAL, LTD. All rights reserved.