徹底分析シリーズ 正しく使おう 筋弛緩薬
神経筋疾患における筋弛緩薬の使用法―筋弛緩モニターを用いて非脱分極性筋弛緩薬を少量ずつ使用拮抗はスガマデクスで
前島 亨一郎
1
,
中塚 秀輝
1
Kyoichiro MAESHIMA
1
,
Hideki NAKATSUKA
1
1川崎医科大学 麻酔・集中治療医学2
pp.858-861
発行日 2013年9月1日
Published Date 2013/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101101914
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神経筋疾患によって神経筋伝達機構に変化が生じると,筋弛緩薬の働きも変化する可能性がある。神経筋疾患は,神経筋接合部に異常が生じるものと,筋自体に異常が生じるものとに大別されるが,本稿では,それぞれの代表的疾患である重症筋無力症myasthenia gravis(MG)と筋ジストロフィについて,その特徴,それらの疾患における筋弛緩薬の使い方について解説する。
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