症例検討 電気刺激装置植込み術の麻酔
ICD植込み術の麻酔―心電図変化・不整脈発作のリスクを避ける薬の選択とモニタリング
榎谷 祐亮
1
,
林 行雄
1
Yusuke ENOKIDANI
1
,
Yukio HAYASHI
1
1大阪大学医学部附属病院 麻酔科
pp.502-506
発行日 2012年5月1日
Published Date 2012/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101101531
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症例
25歳の男性。父親が40歳で突然死している。ジョギング中に意識消失,転倒し,右上腕骨を骨折したため整形外科に入院した。術前検査で心電図異常を指摘され,循環器内科を受診した。電気生理学的検査(EPS)により,Brugada症候群と診断された。植込み型除細動器(ICD)装着と,心室細動(Vf)誘導テスト,除細動が予定された。
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