徹底分析シリーズ レミフェンタニル
フェンタニル持続静脈内投与:手術部位,患者の状態,年齢を問わない術後鎮痛法
明石 学
1
Manabu AKASHI
1
1聖霊病院 麻酔科
pp.870-873
発行日 2007年9月1日
Published Date 2007/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101100414
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術後鎮痛に対する硬膜外鎮痛には,施行するうえでの制限,ならびに重篤な合併症の危険があった。そこでわれわれの施設では,フェンタニル持続静脈内投与による術後鎮痛で,手術部位,患者の状態,年齢を問わず,あらゆる患者に対して行え,かつ,熟練者でなくても簡単に行えることを経験した。以下本稿では,フェンタニル持続静脈内投与の具体的な方法を示すとともに,脊髄くも膜下麻酔後の鎮痛への応用ならびにレミフェンタニルとフェンタニルの組み合わせ投与法の可能性を探る。
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