投稿論文 症例対照研究
低用量レミフェンタニル持続投与による意識下腕神経叢ブロック施行時の和痛
三根 奈々
1
,
前田 祥範
,
小野 寛子
,
宮川 貴圭
1済生会二日市病院 麻酔科
キーワード:
疼痛測定
,
分散分析
,
鎮痛法
,
準ランダム化比較試験
,
Remifentanil
,
視覚アナログ尺度
,
腕神経叢ブロック
,
処置痛
Keyword:
Analgesia
,
Analysis of Variance
,
Pain Measurement
,
Remifentanil
,
Pain, Procedural
,
Controlled Clinical Trials as Topic
,
Visual Analog Scale
,
Brachial Plexus Block
pp.586-588
発行日 2021年6月10日
Published Date 2021/6/10
DOI https://doi.org/10.18916/J01397.2021256334
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
腕神経叢ブロック斜角筋間法施行時の和痛に低用量レミフェンタニル持続投与を行い、その効果や安全性について検討した。腕神経叢ブロック併用全身麻酔の24症例を対象とし、非投与群、0.02μg・kg-1・hr-1、0.05μg・kg-1・hr-1の3群に割り付けた。強い疼痛を訴える症例はなく、円滑に腕神経叢ブロック斜角筋間法を施行できた。施行中、有害事象は全症例で認められず、安全に施行できた。
Copyright© 2021 KOKUSEIDO CO., LTD. All Rights Reserved.