増大特集 細胞多様性解明に資する光技術─見て,動かす
Ⅳ.狙ったものを動かす
光誘導性二量体化による細胞内シグナル伝達経路の操作
青木 一洋
1
,
宇田 燿一
1
,
小田 茂和
1
Aoki Kazuhiro
1
,
Uda Youichi
1
,
Oda Shigekazu
1
1自然科学研究機構岡崎統合バイオサイエンスセンター定量生物学研究部門
キーワード:
光誘導性二量体化
,
細胞内シグナル伝達
,
構造変化
,
局在変化
,
光遺伝学
Keyword:
光誘導性二量体化
,
細胞内シグナル伝達
,
構造変化
,
局在変化
,
光遺伝学
pp.492-493
発行日 2017年10月15日
Published Date 2017/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425200710
- 有料閲覧
- 文献概要
- 参考文献
光合成生物やカビなどの光応答タンパク質を利用した光誘導性二量体化(light-induced dimerization;LID)システムは光遺伝学ツールの一つであり,広く用いられるようになってきた。細胞内シグナル伝達タンパク質の細胞内局在や構造を光で操作することで,細胞内シグナル伝達経路を時間的,または空間的に自在に制御することが可能になりつつある。
Copyright © 2017, THE ICHIRO KANEHARA FOUNDATION. All rights reserved.