特集2 どうフォローする?精神的問題を抱える看護学生
➀教員の安全感を保障し、経験が蓄積されるシステムが必要だ
入江 拓
1
1聖隷クリストファー大学看護学部・精神看護学
pp.46-52
発行日 2005年9月1日
Published Date 2005/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1689100143
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筆者が精神科臨床を経て看護教員となって10年目をむかえます。これまで不眠、摂食障害、抑うつ、不安神経症、自律神経症状、自傷行為などの問題や特徴的な対人関係上の癖を抱える学生たちと、数多く出会ってきました。なかには深刻な精神(科)的問題や対人関係上の問題を抱える学生もおり、彼らにどのように対応し支援するかということは検討すべき重要な課題です。
特に精神看護実習指導という、さまざまな力学が交錯する臨床という「場」における対応は、いまだに試行錯誤の連続です。
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