塩はカラダに蓄積してきます

このたび，基礎研究者の私に対し，「臨牀透析」OPINIONでの執筆の機会をいただき，大変恐縮しておりますが，普段あまりお話しするチャンスのない皆様と触れ合う機会をいただきましたことを，心から感謝申し上げる次第でございます．私はもともと麻酔医を志しており，研修先であった岡山大学附属病院ICUで日々実施される血液浄化にはとくに興味をもっておりました．また，当時，母が糖尿病性腎症であったこともあり（その後，透析となり，2020年，永眠），結果的に腎臓の基礎研究者になりました．現在は，日本腎臓学会・日本腎臓協会・日本腎臓リハビリテーション学会・腎と脂質研究会・腎とフリーラジカル研究会などで，皆様には大変お世話になっております．