連載 患者エクスペリエンス もしも患者の内なる声が聞こえたら・12【最終回】
日本におけるケア・エクスペリエンスの将来に向けて
近本 洋介
1
1Caring Accent(ケアリング・アクセント)
pp.1112-1116
発行日 2020年12月10日
Published Date 2020/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686201745
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この連載では,医療に関する患者による主観的評価である患者エクスペリエンス(PX)が,医療の質のさらなる向上に貢献する可能性について考察していきます。米国で利用されているPXの実践を支えるツールやエクササイズを,読者の皆さんが,日本の臨床現場で試験的に導入できるような形で紹介し,読者の皆さんが日本のPX実践の先駆者となって活躍されることをお手伝いしたいと願っています。
12回にわたってお付き合いいただいた連載の最後となる今回は,これまでに単発的に触れてきた米国におけるPXに関するトピックを振り返り,系統的にまとめるとともに,今後,日本でPXを推進していく上で,看護管理者の方に役立ちそうな情報を紹介したいと思います。
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