連載 患者エクスペリエンス もしも患者の内なる声が聞こえたら・10
医療スタッフ間のやりとりに潜む患者エクスペリエンス向上の阻害要因
近本 洋介
1
1Caring Accent(ケアリング・アクセント)
pp.936-939
発行日 2020年10月10日
Published Date 2020/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686201696
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この連載では,医療に関する患者による主観的評価である患者エクスペリエンス(PX)が,医療の質のさらなる向上に貢献する可能性について考察していきます。米国で利用されているPXの実践を支えるツールやエクササイズを,読者の皆さんが,日本の臨床現場で試験的に導入できるような形で紹介し,読者の皆さんが日本のPX実践の先駆者となって活躍されることをお手伝いしたいと願っています。
本連載ではこれまで,看護師と患者や家族とのやりとりに焦点を当てて,PXについて考えてきました。今回は医療スタッフの間で普段から何気なく行われているやりとりについて,そのPXへの影響を検討していきたいと思います。
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