特集2 看護部の組織文化をいかに再生させたか ホスピーグループの取り組みから
看護部再生の第一歩から看護の醍醐味を味わう組織づくり―ホスピーグループ腎透析事業部看護部のあゆみ
岡山 ミサ子
1
1ホスピーグループ腎透析事業部
pp.1114-1122
発行日 2013年12月10日
Published Date 2013/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686102954
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ホスピーグループ(以下,当グループ)は,1971(昭和46)年に現在の新生会第一病院が建つ場所で,腎不全患者の社会復帰を支える施設として名古屋クリニック(旧称)を開設したことから始まった。急性期医療を担う名古屋記念病院,腎・透析合併症治療と亜急性期治療を担う新生会第一病院,維持透析施設である十全クリニック,東海クリニック,東海知多クリニック,金山クリニック,鳴海クリニック,平針記念クリニック,新生会附属診療所があり,地域介護の中心となる新生楽舎デイサービスセンター,ホスピー居宅介護支援事業所,訪問看護ステーションサルビア,身体障害者施設の「あしたの丘」を運営する民間医療福祉グループである。
2013(平成25)年4月より当グループ腎透析事業部が発足し,看護部は新生会第一病院と透析クリニックの8施設が一体運営となり,筆者が看護部全体を統括することになった(図1)。
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