特集 診療報酬・介護報酬同時改定 2025年に向けた流れを読む 勤務負担の軽減と病院と在宅の連携強化
看護職員の負担軽減と働きがいの両立で地域No.1を目指す
宮部 剛実
1
,
池田 恵津子
2
,
間宮 直子
2
,
小山 信一
1
,
橋本 尚也
3
,
松木 大作
4
,
千葉 晃義
5
1大阪府済生会吹田病院
2大阪府済生会吹田病院 看護部
3大阪府済生会吹田病院 人事課
4大阪府済生会吹田病院 経営企画室企画担当課
5大阪府済生会吹田病院 医事課
pp.390-394
発行日 2012年5月10日
Published Date 2012/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686102428
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近年の診療報酬改定においてキーワードとなった「医療従事者の負担軽減」。前回改定までは「病院勤務医の負担軽減」色が強かったが,2012(平成24)年度診療報酬改定においては,勤務医だけでなく看護職も含めた「病院勤務医等の負担の大きな医療従事者の負担軽減」に変更された。そこで,大阪府済生会吹田病院(以下,当院)では,次年度に向けた目標設定合宿において,新たなビジョンのもと,方針・目標を設定した。そのなかから,本稿では,看護職の負担軽減に焦点をあて当院の改定対応策とワーク・ライフ・バランス(以下,WLB)の取り組みについて紹介する。
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