連載 看護管理に活かすコーチング・カウンセリング術[11]
必要なとき必要な援助方法―コーチング・カウンセリング・ガイダンス・コンサルティングを活用する
池田 優子
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1高崎健康福祉大学短期大学部看護学科
pp.940-943
発行日 2004年11月10日
Published Date 2004/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686100572
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これまで本連載では,コーチングとカウンセリングがどのようなとき有効になるのか,その得意分野をわかったうえで活用していく必要性とその実際をお話ししてきました。特にコーチングは比較的新しい言葉でもあり,「これを学べば,現場が変わるのではないか」という期待を抱く方も多いのではないでしょうか。しかし,実際は,コーチングとカウンセリングのスキルだけですべてがうまくいくわけではありません。
その人の求めているものに応じて,コーチング,カウンセリングだけでなく,ガイダンスやコンサルティングを使い分けることは必要なのです(図)。
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