特集 看護教育における評価研究 教育プログラムの効果はどのように測ることができるか
第5章
プログラム効果の評価—臨床上の意志決定をする際の実践能力の測定
Christine A. Tanner
pp.63-76
発行日 1990年1月15日
Published Date 1990/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681900235
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Ⅰ.臨床上の意志決定
1.看護教育での意志決定の重要性
2.「臨床上の意志決定」の定義
3.診断するための推論
Ⅱ.臨床上の意志決定をする際の思考過程の研究
1.Elsteinによる診断するための推論法モデル
2.思考過程の研究方法
1)言語化プロトコール分析とシミュレーション
2)言語化プロトコールとデータ分析の例
Ⅲ.シミュレーションと実践
1.シミュレーションの長所
1)状況のコントロール
2)学生・対象のコントロール
2.シミュレーションの短所
1)経済性
2)妥当性
3.思考過程への接近法
1)PMP(患者管理問題)
2)コンピューター・プログラム
3)テープの使用と転記されたデータ
4)訓練された観察者
Ⅳ.信頼性と妥当性
1.信頼性
2.妥当性
1)現実の状況を代表しているか?
2)言語化の過程は思考過程を表わしているか?
3)質的データや得点,評点が診断上の推論過程や実践能力を反映しているか?
質疑応答
●参考文献
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