特集 看護教育における評価研究 教育プログラムの効果はどのように測ることができるか
第3章
プログラム評価の方法論における基本概念
Christine A. Tanner
pp.31-45
発行日 1990年1月15日
Published Date 1990/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681900233
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はじめに:評価研究方法における相互に関連する3側面
Ⅰ.評価研究デザインの種類
1.研究における2つの重要な特性
2.評価研究デザインの種類
1)記述的量的研究
2)実験的量的研究
3)記述的質的研究
4)実験的質的研究
Ⅱ.量的研究か質的研究かについての主要な問題
1.哲学的問題
1)量的方法と論理実証主義
2)質的方法と現象学
3)パラダイムと方法との間のつながりに対する反対意見
4)評価研究の目標
2.方法論上の厳密性に関する問題
Ⅲ.質的方法または量的方法の選択
1.質的データの利用法
1)例証
2)測定用具の作成
3)感受性を高めること
4)概念化および理論の構築
2.評価の目的に応じた質的データまたは量的データの選択
1)プログラムの質のモニター
2)効果の評価
3.質的方法または量的方法の選択に関するその他の因子
1)研究を導く理論の本質
2)測定用具の作成状況
3)研究中の現象の本質
Ⅳ.標本抽出法
1.標本抽出の構成要素
2.標本抽出の目的
3.代表的でない可能性のある標本への対応方法
1)極端あるいは逸脱したケース
2)典型的なケース
3)最大変量抽出法
4)重要な意味のあるケース
5)政治的に重要な,あるいは微妙なケース
6)便宜性
4.標本サイズの決定要素
5.研究のパワーを増す方法
1)感度が高く,信頼性の高い測定用具
2)適切な標本サイズ
3)代表性
6.有意標本抽出法の4つの特徴
1)創造的標本抽出デザイン
2)一連の標本単位の選択
3)標本の継続的調整または“焦点化”
4)重複して繰り返す選択
質疑応答
●参考文献
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