「高血圧」の食養生

中医学からみた高血圧のメカニズム

塩分の取り過ぎや太り過ぎは，高血圧の「原因」ではない

　妊娠中の高血圧によるさまざまな症状は古くから知られています。中医学でも「子気」「子煩」「子腫」「子暈」などと呼ばれ，妊婦を死に至らしめることのある病気として認識されてきました。

　昔とは異なり，早期発見が可能となった現代でも，食事や生活術による血圧のコントロールは案外難しく，場合によっては降圧剤が必要になる場合もあります。