連載 中医学で考える妊娠・出産の食養生・8
「おなかの張り・痛み」の食養生
和田 曉
1
,
髙島 系子
1医療法人「医食会」
pp.984-988
発行日 2007年11月25日
Published Date 2007/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665101117
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
中医学からみたおなかの張り・痛み
張り・痛みに対する,中医学の考え方
おなかの張りや痛みは,妊娠の週数が進むにつれて多くなってきます。心配のないものがほとんどで,自然現象の1つと考えてよいと言われていますが,なかには流早産につながるものもあるため,「用心のために」ということで,塩酸リトドリン製剤が使用されることも多いようです。
「危険な状態」と判断された場合は別ですが,白黒つかない張りや痛みには,西洋医学とはまた別のアプローチをもつ中医学を利用して,ケアを行なうのも1つの手ではないかと思います。
Copyright © 2007, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.