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「体もこころもまちも健康に!」を目指した住民主体の健康づくり—健康都市 尾張旭市の「らくらく筋トレ体操」/—住民主体で「体もこころもまちも健康に!」—「らくらく筋トレ体操」による健康づくり—健康都市 尾張旭市の取り組み
南埜 美保
1
,
加藤 ひとみ
1
,
臼井 武男
1
1尾張旭市役所健康福祉部健康課
pp.85-87,128-133
発行日 2018年2月10日
Published Date 2018/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664200871
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尾張旭市の概要
尾張旭市(以下,本市)は,愛知県の北西部,濃尾平野の東部に位置する,市域面積21.03km2のコンパクトなまちである(図1)。名古屋市の中心部から約15kmという立地の良さもあり,1970(昭和45)年の市制施行後はベッドタウンとして人口が増加してきた。全国的に人口減少の波が押し寄せる中,2017(平成29)年4月1日現在,人口は8万2997人で,現時点では微増傾向を維持しているが,推計上ではまもなく減少し始めると予想されている。一方,高齢化率は24.9%であり,高齢化は着実に進んでいる。
愛知県の尾張旭市では,①将来にわたり自立した日常生活を送れるよう,体力を維持・増進し,将来にわたり自立した生活を送れること,②地域でトレーニングを実施・継続することにより,仲問づくりと閉じこもり予防を図る目的で,「らくらく筋トレ体操」という筋力トレーニング事業と,その運営・活動を支援する健康づくり推進委員の養成を行っている。その取り組みを紹介する。
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