連載 あの人の思い出カバン・4
出会う人が,笑顔になる人―カバンの持ち主:村木淑子さん(元新潟県胎内市)
村中 峯子
1
1社団法人全国保健センター連合会企画部
pp.654-661
発行日 2008年7月10日
Published Date 2008/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664101030
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村木さんが歩いていると,吸い寄せられるように,人が歩み寄ってきては,楽しげな立ち話が始まる。1人が去ると,間もなく,今度は別の人。村木さんが,どんな仕事振りであったのかが偲ばれる光景が繰り返される。退職したいまもそんな風に,出会った人が笑顔で吸い寄せられてくるのが,今回の保健師(あの人),村木淑子さん(表,写真)。
胎内市は,新潟県の北東部に位置する人口約3万3000人のまち。平成17年9月に中条町と黒川村が合併した。村木さんは昭和43年4月,中条町役場の保健婦として就職。平成17年3月に退職するまで,ずっと町の保健師として働いた。
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