焦点
自主学習(サークル学習)を取り入れた現任教育
葭田 美知子
1
1上都賀総合病院
pp.68-72
発行日 1994年3月15日
Published Date 1994/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686900232
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はじめに
当院における看護婦の現任教育は,本格的に取り組み始めて約10年が経過した.この期間を振り返ってみると,看護教育においては,看護短大や看護大学が設立されたり,看護学のカリキュラムの変更などがあり,卒後の受皿となる病院や地域における看護の質にも影響を及ぼしてきている.それらの一連の看護教育の変遷が,職場教育にも反映され,現任教育にあたる者が教育指導をどのように展開してよいか迷っていることも事実である.当院においても専門職教育の在り方の変革が求められてきているとともに,生涯教育についても考えていかなければならない時期にきている.
ここで紹介する現任教育の実際は,当院の特性を加味し,実施可能な部分から着手したものである.
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