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‘入院時の看護’の検討—在学中と卒後8か月における自己評価を通して
瀬戸 正子
1
,
神田 清子
1
,
福田 春枝
1
1群馬大学医療技術短期大学部看護学科
pp.745-751
発行日 1986年11月25日
Published Date 1986/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663908294
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はじめに
患者にとって入院は,新しい環境に適応するために,何らかのストレスが加わり緊張や不安を伴うものである.
そのため看護婦は,患者の身体的な苦痛を軽減するのみでなく,安心して療養生活が送れるよう配慮する必要がある.また,適切な看護を実施するためには,入院時に患者とよりよいコミュニケーションをもち,詳細で綿密な観察を行わなければならない.そのよい機会として,当短大では入院時の看護を実習の中に取り入れている.
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