調査・研究
本校における母性看護実習の試み―「母性自主活動」と称する地域看護実習を取り入れて
渡辺 ナツ子
1,2
,
杉谷 みつ子
1,3
,
鮎澤 とみ子
1,2
,
畑中 スミ子
1,2
1都立大塚看護専門学校
2都立広尾看護専門学校
3都立豊島看護専門学校
pp.286-289
発行日 1995年3月25日
Published Date 1995/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663901088
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はじめに
本校の母性看護実習は,「妊婦・産婦・褥婦および新生児とその家族を理解し,対象に応じた看護が実践できる」を目的に,表1に示す目標を掲げ行なっている.これらの目的・目標を達成するために従来は病院実習を実施してきた.しかし,近年母性看護実習の実習場の確保が困難な状況にある.その理由として出生数の低下と看護職員確保対策による学生増があげられる.現在,本校の母性看護実習施設は2か所であるが,同じ実習場を他校と併用しているため母性看護実習時間のすべてを病院実習では行なえない.
看護学校養成所の教育課程が平成2年に改正され,実習内容,実習形態は各学校の教育目標に対応することが可能になった.
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