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看護学生の学業成績に関する調査・その1—進学課程全日制の場合
松井 清江
1
,
中元 寛子
1
,
菊地 カナ
1
1埼玉県立厚生専門学院看護婦科
pp.145-151
発行日 1980年3月25日
Published Date 1980/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663907421
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はじめに
本学院では,入学試験の合否ラインは,応募者の多寡により左右されることが多い.そのため,教員が非常に苦労する学年がある.入学させた学生の学力が,教育の過得を経ることによって,その後どの程度変化しているのか,昭和45年4月,厚生専門学院が発足して以来,昭和53年3月に至るまでに卒業した,看護婦科1部312人,および2部(定時制)93人の学生を対象に,次の点について検討を行った.今回は1部の学生312人の結果について報告する.
・昭和48年以降の学生の学力が,それ以前の学生の学力に比べ,低下しているのではないか
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