特集 病院と看護学校
病院が看護学校をもつメリットとデメリット
定時制夜間進学コースの場合
平井 一郎
1,2
1青森市民病院
2青森市立高等看護学院
pp.31-33
発行日 1976年6月1日
Published Date 1976/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541205920
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はじめに
青森市立高等看護学院(以下学院という)は,青森市民病院(以下本院という)の付属看護学院として発足したものではない.また,学院は進学コースの定時制(夜間3年)であるうえ,まだ歴史も浅い.編集部の意図に十分応じえないことをおそれるものである.
しかしながら,学院は地理的に本院に隣接し,本院から,少なからざる医師および看護婦が講師として出向いており,かつ本院は,学院の実習指定病院になっている.現在では,学院は青森市の機構上で,本院管掌になって,学院長は本院の副院長の兼務である.したがって,実質的には"病院が看護学院をもつ"とみて支障はないと思う.
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